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山行記録:大日ヶ岳(岐阜)

www.beeches.jp mountain report:M1225:Date:20121201 Dainichigatake:(Gifu-pref.)

M1225 2012年12月1日 大日ヶ岳東縦走路(岐阜)


この山に登るルートは3ルート知られている。登山ガイド本に紹介されていることの多いのが、蛭ヶ野の水道施設から登るコースで、自身も利用が多い。もう一つは、檜峠から満天の湯、ウイングヒルズ白鳥リゾートのスキー場の中を歩きスキー場トップから尾根を辿り、水後山、鎌ヶ峰を経て大日ヶ岳に至る稜線歩きが楽しいコースである。最後は、最短で登れるダイナランドスキー場や高鷲スノーパークからだろうが登ったことはない。スキー場を歩くためとも云えるが、なぜか選択肢からいつも外れていた。ところが前谷側の尾根に登山道があり、ダイナランドスキー場から登るコースに山頂手前で合流するコースがあるのに、前回の大日ヶ岳の記録の整理をするために地図を見ていて気がついた。 その登山口は、石徹白へ向かう檜峠から白鳥方面につづら折りたところにある前谷川に架かる橋のさらに300mほど白鳥側、ヘアピンカーブの上部にある。尾根を延々歩くコースで標高差は他のコースよりあると思われる。ネットで調べてみると大日ヶ岳東縦走路という平成19年に新設の登山道らしい。ブナの林が見事だとの記載があり、いかにも楽しそうな登山道に思えてならない。近いうちに一度試したいと思っていたが、今年のうちに試す事にした。


東縦走路の主とも云える奇巨樹


【山域】奥美濃
【場所】岐阜
【日時】2012年12月1日(土)
【コース】東縦走路登山口 - 1530m地点 - 東縦走路登山口
【メンバー】単独
【装備】ワカン、ツェルト、スパッツ、ストック等 通常登山装備/ Garmin60CSx
【撮影】Richo GXR S10/A12 50mm/A12 28mm
【天気】雨-雪-曇り-晴れ

7.05 720m 東縦走路登山口
7.30 845m 東尾根
8.00 980m 前谷分岐
--.-- 1271m 1271m地点
--.-- 1523m 1523m地点
11.05 1530m 1530m地点
11.50
13.50 980m 前谷分岐
14.05 845m 東尾根
14.25 720m 東縦走路登山口


登山口は前谷川に架かる橋の手前にあり、見落として橋まで行ってしまった。すこし戻ると坂を登る様に小道があり、その上には東縦走路登山口を示す標柱がある。上は平になっていて車がいれられ数台なら駐車できそうである。まだ夜中で雨も降っており、何処までが路肩なのか判りにくいので慎重に車を停めた。
朝飯を頬張り、準備を整えるころには雨は雪に変わった。出発したのだがどこを歩いてよいのか判りにくいが谷筋だろうと決め込んで登ってゆく。あまり多くは登られていないのがよくわかる。坂を詰めると谷筋の路が消えかけている。雪がうっすらと地面を白く染め始めていてほぼ径はどこかわからない。谷筋をあがればなんとかなるだろうと登ると、導水施設があり、ここを右にトラバースすると再び小径が現れた。ジグザクに登って尾根にでるとみちというより広々とした尾根である。標識がないので下山は気をつけないと見過ごしそうだ。


尾根に出てもまだ雪はやまない。自然歩みは遅くなる。


尾根は広く快適である。しばらく歩くと分岐の標柱がある。この頃になると、雪は止んで周りの木々が真っ白に雪をかぶり眩しい。そう朝陽が雲間から漏れているのである。陽が射せばあっという間に落ちてしまうだろう。
なぜか標柱がかじられた跡?がある。その後も幾つかの木に引っ掻いた様な傷がある。イノシシか熊だろうか?それとも草刈りの作業中につけられた目印?
標高1000mを超すと雪を踏みながらの路となり、1300mを越えるあたりからはかなり沈み込むようになったので、ワカンを装着。
思っていたより橅等の大木は少ないものの長大な尾根は橅の林が続く気持ちのよい森である。もちろん奇樹もあり楽しませてくれる。森が豊かであるせいもあり、切れ間がないため、西側にある尾根には、水後山や鎌ヶ峰が見え隠れするのだが、撮影に望遠レンズを用いなければ、よいスポットはないといってもよい。



東縦走路の橅の巨樹達ち


1523m地点を越えると一度やや下って再び登りになる。平坦な路も終わりここから登りというところで11時をまわってしまった。山頂へは行けない事はないが、畦も出て来たので、今日はここまとした。平らな場所を探して中食を摂る。最近は暖まるのでラーメンなど汁物をつくることが多い。先週は白山の眺めのよい場所だったが、今回はそうはゆかないまでも雪上でのんびりとした時間を過ごした。



周りはどこも橅の森が広がっている


さあ帰ろう。来た路を引き返すと足跡を舞った雪が塞いでいるところもある。ワカンを外すころになるとだいぶ雪が溶け始めており、滑りやすい。人があまり歩いていないので、落ち葉が積もっていていつスリップダウンするかわからないのである。ところどころ慎重に歩を進めた。尾根から谷に降りるところも見過ごさずに無事下山。山頂までは行かなかったが、東尾根縦走路を把握するには十分であった。



Latest update:Dec. 17, 2012

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