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山行記録 M1205 2012年2月18日 頸城山塊赤倉山中腹:池の平スキー場(新潟)

www.beeches.jp mountain report:M1202:Date:20120204 Akakura-yama 1790m point::Ikenotaira(Niigata-pref.)

山行記録 M1205 2012年2月18日 頸城山塊赤倉山(1700m中腹):池の平スキー場(新潟)



雪降り頻る橅林 旧カナメゲレンデ付近

シルバーシーズン2012 Day 6
シルバーシーズンも中間地点に達し、最も積雪量が多くなる時期になった。 列島を再び寒気が覆い日本海側だけでなく太平洋側にも雪雲がこぼれ、妙高へ向かう道々は凍結、積雪で事故や規制が重なった。いつもの時間よりかなり遅れての到着となった。 今回はハマさんとゴマさんの二人と一緒である。が、この新雪(深雪)のなか、ハイクアップを楽しむ他は無いと、ゴータマを担いで白樺カプセルに向かった。リフトに並ぶと、シールを引っ掛けるところが特徴的な形をしている、先々週に見たスキー板を履いた方がいる。どうやら冒険登山さんと思い、声をかけるとあたりである。お話をお聞きすると、池の平のゲレンデ周辺を思いっきり楽しんでおられるようである。もちろん1920mピークも到達されたとか。おめでとうございます。スキー場トップでハマゴマコンピとも別れ、林道を目指してハイクアップしていく。ところが、パウダー遊泳も束の間、あっという間に下らなくり、必死の脱出行となる。真さに冒険登山となった。
【山域】頸城山塊 妙高山麓 旧カナメリフト山頂駅上部
【場所】新潟県
【日時】2012年2月18日(土)
【コース】妙高池の平スキー場付近の山麓 -赤倉山中腹(1700m)(ピストン)
【メンバー】単独
【装備】Volkl Gotama 183cm,Marker Duke16,Garmont Endorphin / Garmin60CSx /ツェルト/ダウンインナー
【撮影】Richo GXR A12 28mm/ A12 50mm 
【天気】雪

11.30 1480m 池の平温泉スキー場トップ
13.08 - 旧カナメリフト山頂駅
13.55 1590m 温泉中継施設(林道)
15.00-15.20 1700m 中腹
16.35 755m トムゲレンデステーション前

出発時間が遅いが、15時をタイムリミットとして深雪を楽しみに通いなれた道をハイクアップ開始。しきりと雪が降り続けている。気温もかなり低い。撮影にいちいち手袋を外していては凍傷になりかねない。
思ったよりも沈み込みは大きく、登りはじめで膝下。旧カナメゲレンデトップあたりでは、膝あたりまできた。降りしきる雪にも阻まれ、かなり時間を要する。林道トップについたころには、すでに登り始めて2時間半近くが経過。ここで一息いれて、15時をメドにもう少し登る事にした。ここから雪はさらに深くなり、ワンステップだけでも大変である。1700をすこし超したところでとうとうギブアップ。適当なダケカンバの大木の影で滑走準備にとりかかった。タイムアップになったのだ。最後はゴータマをしても腰付近まで達し、スキーを外すと腰まで埋まる状態となっていた。


雪が降り続け一向に回復しない。スキーゲレンデの雑音も雪に吸収されるのか、静けさが盛り全体に広がっている。

深雪パウダーにジャンプイン。大きく雪冤をまき散らしながら、滑り降りてゆく。サングラスの隙間から粉雪が目に入るのを耐えながらの、まさに空中遊泳である。が、気持ちよかったのは林道手前までであった。林道に降りると、ここから先は抵抗が大きくなり全く進まない。湿ってはいないのだが、水分を多く含む重い雪質は、スキーが埋まると身動きがとれなくった。ピンディング強度をそれほど強くしていない為に、埋まると外れる!ここからが脱出行の始まりである。すでに旧ゲレンデはすぐ目の前であるのだが、ま暗くなる前に帰れるのか心配になった。何度も板を外し、その度に腰まで埋もれながら再び板を装着を繰り返すと、なんとか自分の付けたトレースにたどり着いた。これで助かったと思った。トレースを利用して滑り降りるのだ。しかし、どんどん重くなる雪に、これまで以上にコントロールが難しくなり、トレースでさえ滑り降りない状況となる。歩くように進んでも、なんどか板を外してしまった。やっとのことで空のリフトのみが動いているゲレンデトップにたどり着いたときには体力を使い果たした。だが、これで遭難には至ることはなくなった。まさに冒険登山であった。


膝上になりつつあるステップに苦労していると、ダケカンバが大きなマイマイの様に姿を替えて眼前に現れた。


周りの橅も多くの雪を抱かえている。


Latest update:Feb. 22, 2012

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