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山行記録 M1202 2012年1月15日 頸城山塊赤倉山(1920m稜線):池の平スキー場(新潟)

www.beeches.jp mountain report:M1202:Date:20120115 Akakura-yama:Ikenotaira(Niigata-pref.)

山行記録 M1202 2012年1月15日 頸城山塊赤倉山(1920m稜線):池の平スキー場(新潟)



赤倉山1920M稜線部より望む2040Mピーク トレースを付けてくれた若者は赤倉山を目指して急斜面に取りかかった。

シルバーシーズン2011 Day 2(14日)は思わぬ大雪に悩まされた。新たに1m近く積もったのだがパウダーとは言い難い重い雪でゲレンデ程度の斜面ではスキーの前進を易々と止めた。
明けてDay 3(15日)、天候は回復するかと思っていたが、朝からまとわりつくような牡丹雪が積もっている。少々あきらめ気味だが、シールをつけて森の中へ入ることにした。カナメリフト山頂駅まで上がると、思わぬ強力な助っ人の出現に予定にはなかった1920mの稜線部までハイクアップすることができた。感謝。そのあとは束の間の雪中遊泳に酔いしれた。

【山域】頸城山塊赤倉山
【場所】新潟県
【日時】2012年1月15日(日)
【コース】妙高池の平スキー場付近の山麓 -赤倉山1920m稜線(ピストン)
【メンバー】単独
【装備】BD KILOWATT 155cm,Diamir Freeride Pro,Garmont Endorphin / Garmin60CSx /ツェルト/ダウンインナー
【撮影】Richo GXR A12 28mm/50mm 
【天気】雪

8.30 755m トムゲレンデステーション前
9.05 1480m 池の平温泉スキー場トップ
10.40 1590m 温泉中継施設(林道)
12.25-40 1920m 赤倉山稜線
13.00 755m トムゲレンデステーション前

ゲレンデトップから、白田切川側へ入り込み、一昨日と同じ場所でシールを取り付ける。トレースは昨日からの雪でわずかな凹みが残るだけである。板がかなり沈み込む。カナメまではあまり寄り道せずに一歩一歩確実に上へ上へと登った。


雪舞うブナ林

旧カナメリフト頂上駅を超えて、温泉の送管施設のある林道部を目指す。するとカナメの旧滑走コースからこちらに向かってくる登山者を発見した。深雪ラッセルとトレースの差は大きく、すぐに追いつかれた。彼は、ピッケルとワカンを持参しているので、目的地を訪ねる。彼の目的地は「赤倉山」とのことだ。赤倉山までは1920m地点、その奥の2040m地点を超え、一旦下って赤倉山を目指すのだ。当然、アイゼンも持参しているものと思われた。


雪冠るリフト施設

この時点で第一目標地点はまだ温泉送管施設であり、ダケカンバの純林がある1800mあたりまでが最終目標であった。つまり1920m地点までは行かないつもりでいた。
若い彼に先行してもらうと、トレースの楽さに感激である。もしかすると1920m地点まで行けそうな気がしてきた。とはいえ、装備は簡素なので無理はできない。
しばらくトレースを進むと、前を行く彼が板を外した。昨日買ったばかりのTLTだという。やはり軽さを求めての購入のようである。外れやすい、セットするときに雪が入り込むとセットできないなどの課題があることは噂で聞いていたが、そのままの返事が返ってきた。数回はずれたため、林道には自分が先に出た。

しばらくは後ろをついて登ったが、撮影を始めるととたんに離されてゆく。この先彼に追いつくことはなかった。12時過ぎを下山予定にしていたため、時間を気にしながらの登りである。しかし、トレースがある楽さと、1920m地点までいくという誘惑に、下山時刻を1時間遅くすることにした。1800mあたりから上はダケカンバの純林が広がり、太陽を浴びると輝いてきれいなところである。残念ながら、薄日が差す程度で輝くことはなかった。それでも登り始めから比べるとずいぶんと雲は薄くなった印象である。

やがてダケカンバの疎林となり目標地点が近いことを感じたところで、シールがはがれた。シールに雪が付着したため、接着力が低下してしまった。雪をできるだけ落として貼り付け、なんとかごまかしながら1920mの少ピークにたどり着いた。彼は、すでに細尾根を通過して、2018mピークへの登りにかかろうとしていた。

冷えたコーヒー味の豆乳でわずかながらの栄養補給をしたあと、滑走準備を整えた。彼は、2040mへの急斜面を格闘してた。強風が尾根の雪を巻き上げ、体温を奪う。さあ、降りよう。彼が無事に赤倉山頂に登れることを祈りつつ。



ピークからしばらくは立木のほとんどない急斜面で、昨日からの雪でそこには滑走した跡がない処女斜面である。直射日光のあたらないパウダーの斜面を雪中遊泳で滑り降りる。登った後の至福の時間である。すぐにダケカンバ帯にはいり、斜面からは右へと降りていきたくなるが、白田切川側よりに降りないとスキー場にもどれない。あっというまに旧カナメコースの最上部に出た。ここから旧コースを滑り始めたが、なんとここからは滑らない。仕方なく、彼のつけた登りのトレースを利用してスピードをつけながらの滑降となった。クワッドリフト頂上部に出ると、そのままスキーコースを下って無事下山。12時下山予定から1時間遅れであった。


Latest update:Jan. 20, 2012

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