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山行記録:両白山地:白山

www.beeches.jp mountain report:M1125:Date:20111001 Haku-san(Ozengamine-Kengamine-Ohnanjimine):Ohshirakawa(Gifu-pref.)

山行記録 M1125 2011年10月1日 白山(御前峰-剣ケ峰-大汝峰):大白川(岐阜)


今年五回目となる白山への日帰り山旅である。今朝まで雨が残るとのことで出発は空を伺いながらの出発である。案の定、入山は5時を過ぎた。前回よりかなり遅い出発で、しかも晴れ渡るとは限らない。御前峰と大汝峰のつもりが、強風のなか剣ヶ峰へも昇り、今年二回目となる白山の三峰踏破となった。コースは前回の三峰巡回(M1119)と全く同じとなった。


大汝峰 秋の装い

【山域】両白山地 白山(2702m)
【場所】岐阜県
【日時】2011年10月24日(日)
【コース】大白川-大倉山-白山室堂-白山(御前峰-剣ヶ峰-大汝峰)(平瀬道往復)
【メンバー】単独
【装備】通常装備(スパッツ、ツェルト、ストック等) / Garmin60CSx
【撮影】Richo GXR S10/A12 50mm/A12 28mm
【天気】霧雨→晴れ
【地図】白山(金沢)

5.20 1250m 大白川登山口
7.15-7.30 2030m 大倉山避難小屋
9.00 2448m 白山室堂
9.44-50 2702.2m 白山 御前峰山頂
10.23-10.31 2677m 白山 剣ケ峰山頂
11.09-11.35 2684m 白山 大汝峰山頂
12.20-12.50 2448m 白山室堂
14.10 2030m 大倉山避難小屋
16.25 1250m 大白川登山口

今回の白山は、朝日は全く望めない。雨が降っているという状況ではなく、むしろガスの中という感じである。
濡れては寒いが、ハードシェルを羽織ると暑い少し中途半端な気温環境の中、登ってゆく。一時間半程登ると、上空にうっすらと青空が顔を出した。白山を包んでいたガスは東の空でちょっとしたリューノスのような雲になって遠ざかっていった。しばらくすれば白山は青空に包まれると期待できた。ハードシェルを脱ぎ、薄手の長袖ウールシャツ一枚が丁度快適となる。

大倉山の主稜線に出てしばらく歩くと、期待通り、草紅葉に覆われて秋の装いの御前峰と剣ヶ峰がその勇姿を現した。まだガスが周りを漂っており、時折その姿を隠した。別山方向を見やるとガスがかかっていて、その姿を現すもののにはまだ少し時間が必要なようである。

大倉山小屋で軽い食事を摂って、すぐに出発した。小屋をでると気温が下がって来て、夏用の指だし手袋では指先が冷えるので、薄手のウインドウストッパーに替えた。順調に高度を上げてゆくと風が出て来た。カンクラ雪渓の横をあるくころになるとかなり風が強くなってきた。ネックウォーマーと帽子を着用して直接外気に触れる部分を少なくして登ってゆく。ここや賽の河原から眺める御前峰は美しい方錐形にみえる。ここまで来ると別山が姿を見せていた。別山へ続く尾根に風が当たるとそれが雲をひいており、風の強さを伺わせる。室堂が見えて来たが室堂前は人影も無く寂しい。 白山神社の脇でソフトシェルを着て耐風対策をして山頂を目指す。着替えている間に山頂から降りて来たパーティは皆言葉少なである。風が強いためであろうか。山頂に到着すると奥宮の社にミズナラであろうかブナ科の葉が榊に見立てて社の扉に付けてあった。これに霧が凍ったのであろう霜がついていた。山頂を見やってもだれもいない。大汝峰と剣ヶ峰をカメラに収めていると青いハードシェルの男性が登ってこられた。あまりここで長居するつもりはないので、池巡りのコースへ向かうべく稜線を辿った。

所々で枯れ草が氷に閉じ込められている。風に煽られて岩の上でバランスを崩さないように慎重に歩を進める。稜線を下れば風はそれほどでもない。
剣ケ峰には、紺屋ヶ池の手前を剣ケ峰方面に折れる。ここからは一般登山道ではなくなり、薄い踏み跡を辿ることになる。前回登っているのでコースは判っているが、この風の強さに少し気の迷いがでたが、剣ケ峰の巓を目指した。山頂から大汝峰方面に尾根が延びる先に岩の小ピークがあるので、こちらに近い方の稜線にでるとすざましい風が吹いて来た。山頂までは岩の上を辿るやや不安定なコースなのでここでも風でバランスを崩さない様に注意する。大きなケルンがある山頂に到着するとザックをおいて、御前峰と大汝峰写真を撮影した。それにしても風強い。山頂部の端にある岩の上で撮影するのは正直怖い。風に煽られてバランスを崩さないように耐えながらの撮影であった。それほどに風が強い。
別山の別山神社で出会った方に剣ヶ峰の奥に何かがあると云っておられたので、少しだけ進んでみた。ケルンを越えてゆくと、そこは眼下に地獄谷の壮大さが伺える好スポットであった。このことだろうかと思ったが、風が強くこれ以上追求するのはあきらめて、山頂に戻った。すると剣ヶ峰の稜線を青いジャケットの男性が登って来られた。先ほどの男性と思われる。私のマウンテンハードウェのソフトシェル、シンクロジャケットを見て、色違いですねと、青と黒のハードシェルの中から、シルバーグレーのジャケットを見せてくれた。ちなみに当方はタイガーである。大汝峰にも行かれますか?との問いにそのつもりと答えると、"ご一緒させてください"とのことで、2人で大汝に向かった。

剣ヶ峰からの下山は大汝峰へ向かって稜線すすみ。大汝峰側のぱっくりと2つに割れた岩の狭い隙間を通って大汝峰側に出る。風がなければ岩場をバランスをとりながら楽しく歩けるが、今日は慎重にならざるを得ない。浮き石に気をつけながらも、岩と戯れながら降りる。岩場をすぎれば踏み跡らしきものが見えるので、それを辿ってゆく。翠ヶ池(みどりがいけ)を見下すところまで進むと、御前峰方面へ折れ、岩場を進むど一般登山道に出会う。その後は確実にルートを辿ればよいが、途中で大汝分岐への近道をしたら、間違えてしまった。2度目のような気がする。
大汝峰を登ると風は幾分穏やかになった。登りながらご一緒した方と話をすると、滋賀県北部在住の方で、白山には夏より春スキーで来られた方が多いとのことである。夏は御前峰だけで、剣ヶ峰、大汝峰ははじめてという。大汝峰で神社に参拝し、別れ際にこのまま七倉山分岐を経て釈迦新道から降りるコースを薦めてみた。が、しばらくして戻ってこられた。少々時間がかかることが気になったのであろう。
大汝神社の裏側、剣ヶ峰側で御前峰と剣ヶ峰を見ながらしばし休職である。その後、ゆっくりと下り始める。ことしは白山を堪能させてもらったと感謝しつつ室堂に向かった。それにしても今日は少し疲れたようである。強風のせいだろうか。室堂で再び大休止して、下山した。


Latest update:October 23, 2011

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