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山行記録:両白山地:四塚山 七倉山

www.beeches.jp mountain report:M1122:Date:20110828 Haku-san(Ozengamine-Kengamine-Ohnanjimine):Ohshirakawa(Gifu-pref.)

山行記録 M1122 2011年8月28日 白山(大汝峰)- 四塚山:大白川(岐阜)


今年四回目となる日帰り白山へのトレーニングを兼ねた山旅である。前回は白山の三峰、御前峰-剣ヶ峰-大汝峰の三峰を廻った。大汝峰から加賀禅定道方面の七倉山方面は穏やかな山容でいくつかのピークがあり、気持ち良さそうな場所である。日帰り登山なら釈迦新道から登るのが一般的であろうが、いつもの平瀬道で室堂まで行って、そこから七倉山方面まで歩く事にした。山頂へは踏み跡があれば登るというプランである。3時間位は余分に歩く事になるので、時間に余裕を持たせる為にヘッドライトを灯けての入山となった。


四塚山・七倉山 大汝峰側より

【山域】両白山地 白山(2702m)
【場所】岐阜県
【日時】2011年7月28日(日)
【コース】大白川-大倉山-白山室堂-大汝峰-七倉山分岐-四塚山-(七倉山周辺)-白山室堂-大白川
【メンバー】単独
【装備】通常装備(スパッツ、ツェルト、ストック等) / Garmin60CSx
【撮影】Richo GXR S10/P10/A12 50mm/A12 28mm
【天気】晴→曇
【地図】白山(金沢)

2.24 1250m 大白川登山口
4.28 2030m 大倉山避難小屋
6.01-6.24 2448m 白山室堂
7.17-7.29 2684m 白山 大汝峰山頂
8.13 2500m 七倉山分岐
8.30 2530m 四塚山
  251?m 七倉山分岐南ピーク)
-9.53 2500m 七倉山分岐
11.28-11.44 2448m 白山室堂
12.43 2030m 大倉山避難小屋
14.03 1250m 大白川登山口

以前から考えていた七倉山まで行く計画である。1時半頃に登山口に到着し、まずは腹ごしらえして登山前半のエネルギー源を補給する。登山準備を整えて入山である。
真っ暗な登山道をヘッドライトの明かりを頼りに登ってゆく。この時間に入山する人はほとんどいないのだが、まったく気にならない。
登り始めから登山道の両脇にあるブナやミズナラなどの大木がその存在を気配で知らせる。試しにストロボ撮影してみると暗闇に浮かび上がる大木が面白い。遊び心をくすぐるが、ゆっくりと適度な速度を保ちながら登るのにむしろ心を配る。今日は先が長い。

登り始めて2時間ほどで大倉山避難小屋を通過する。まだ真っ暗だ。
東の空が赤みを増してくるのはもうそろそろ。見晴らしのよくなる所まで早く高度を上げたい気持ちもあり、先を急いだ。
やがて淡い紅い光が感じられるようになり、登山道が崩壊したところからは、別山が静かなたたずまいを見せていた。雪の無くなったカンクラ雪渓が視界に入る頃には、日の出が近い。先を急いでカンクラ雪渓の階段を登り、カンクラ雪渓側に少し入れるところまで来ると夜明けを迎えた。


北穂高岳の北側、大キレットから陽が昇る。

御前峰に朝日が差し込むがそれほど紅くは染まらなかったものの、朝の気持ちよい空気の中、差し込んだ陽光に輝く山を見るのは気持ちがよい。山頂には多くの登山者が御来光に歓声を上げていると想像されるが、ここからはそれは見えない。


朝日を浴びる御前峰

室堂に到着して、栄養補給を済ませると、次は大汝峰を目指す。御前峰を経由することも考えたが、室堂前は多くの登山者であふれているし、山頂周辺の人影も多い。池めぐりの近道を通って大汝峰を目指すほうがすれ違いに時間がかからないと判断したのだが、あては外れた。団体さまのお通りが何度もあって、ハイマツ地帯ではすれ違いにかなり待たされる。後続は待っている人がいるとはまったく気がつかないのでゆっくりと景色を楽しみながら、あるいは携帯メールを打つのに夢中?で対向者にぶつかりそうになるマイペース者など様々である。夏山最盛期の室堂周辺は観光地さながらである。

池巡りのコースから外れて大汝峰へ向かうと今度は誰もいない。大汝頂上にも登山道にも誰も見当たらない。ただただ、御前峰と池巡りのコースだけが賑わいを見せているようである。神社に参拝を済ませ、今日の目的地, 七倉山方面を確認して、ハイマツの中へ向かう。
 
写真左:大汝峰より剣ヶ峰 写真右:大汝峰より御前峰 

大汝峰からハイマツ地帯を下り、鞍部をすぎると左に曲がりながら七倉山の中腹を通る登山道がはっきりわかる。鞍部手前にある御手水鉢が白山神社の境界であるらしい。参拝のために手を清める水鉢がそこにある。

 
写真左:御手水鉢から七倉山分岐方面 写真右:七倉山分岐付近より大汝峰 

登山道の右側(東側)は地獄谷に切れ落ちているのだが、ガスもあってどうなっているのかはっきり判らない。
七倉山の中腹にさしかかると高山植物が多くなる。花の最盛期はここらあたりも楽しい高原散歩になるに違いない。緩やかに坂を上りきったところが、七倉山分岐である。ここを左に行けば、釈迦新道を降りる。まっすぐ行くと四塚山を経て加賀禅定道である。右は七倉山の丘を経て岩間道である。

まずは四塚山へ行く。大きなケルンが2つ見えるので、まずはそこまて行って山頂への踏み跡を探すが、ハッキリしていない。それでもここかな?というところを登って最も高いと思われるところに出たが、ハイマツで完全に覆われている。ここには四塚山三角点(2519.5m)は見当たらない。(帰宅してから確認すると、持っていった昭文社の登山地図では持ってこなかった1/25K地形図とは三角点の場所が違っていた。見当たらないのは当然である。)長居する理由も無く、早々に引き上げた。次は七倉山(2557m)であるが、こちらは岩間道方面へ歩いてみたが、山頂への踏み跡らしいものはまったく判らないので、こちらもあきらめた。登るなら残雪が残っている頃を狙わないと無理そうである。七倉分岐まで戻って、そのすぐ南側にある小ピークは踏み跡があるので登ってみたが、赤テープがハイマツにつけられているだけであった。今日のお遊びはここまでと、七倉分岐で飯とした。

 
写真左:四塚山にあるケルン 写真右:七倉山側から四塚山 

ゆっくり優雅に飛ぶアサギマダラに、以外に多いキベリタテハを目で追いながら、食事を取った。冷えた酎ハイをあけると少々酔っ払ってしまった。帰りの道は長いのに大丈夫か知らんと思いつつ、分岐を離れた。


七倉山小ピークから大汝峰 緩やかな斜面をハイマツが覆う

帰りは往路を戻るが、ちょっと酔っ払ったせいもあり、大汝峰の登りはパスして迂回路を行く。御前峰もガスの中に見え隠れするので、今日は室堂に直接向かった。室堂まで来るとさすがにアルコールはすっかり抜けた感がある。室堂前は昼食を取る人たちでごった返している。行動食をとり、少しばかり水を補給して、下山開始である。
今日は写真を撮影する気がないので、思ったより早く下山できた。天気ももってくれてよい山旅となった。

Latest update:Aug 31, 2011

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