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山行記録:根尾水鳥谷クジ洞橋(岐阜)

www.beeches.jp mountain report:M1110:Date:20110508 iogane-yama:mizutoritani(Gifu-pref.)

山行記録 M1110 2011年5月8日 魚金山:根尾水鳥谷クジ洞橋(岐阜)


根尾谷断層がある水鳥自治区の南に水鳥谷から支流が流れ込んでいる。この谷の南側に1000mに満たないものの大きな山容の魚金がある。
”奥美濃のヤブ山50山51コース 八代竜也”に紹介されている魚金山は花のルートとして紹介されておりとても魅力的である。
紹介されているルートを逆に辿ってまずは山頂を目指し、下りは彼らが迷い込んだという北尾根を辿って、1/25K地図の水鳥谷214m地点に下降するルートをとる事にした。


魚金山のたおやかな丘陵部には見事なバイケソウの群落も残っている。


【山域】伊吹・越美山地 魚金山(ようがねやま 921.2m)
【場所】岐阜県
【日時】2011年5月8日(金)
【コース】根尾水鳥谷クジ洞橋 - 根尾川側尾根ルート - 魚金山 - 作業林道 - 魚金山北東小ピーク - 北尾根 - 水鳥谷214m地点(1/25K地図)- クジ洞橋
【メンバー】単独
【装備】通常装備(スパッツ、ツェルト、ストック等 ルート後半は薮こぎしてもかまわない服装/装備が必要) / Garmin60CSx 【撮影】Richo GXR S10/P10 
【天気】曇→晴
【地図】樽見

6.20 192m 根尾水鳥谷クジ洞橋
7.20 550m? 植林最上部
8.38 830m 900m地点(クジ洞より直登ルート合流点)
9.10 900m 900m地点(小ピーク手前 北尾根ルート分岐点付近)
9.52 921.2m 魚金山
10.20-55 900m 900m地点(小ピーク手前 北尾根ルート分岐点付近)
12.28 214m 水鳥谷林道 北尾根取り付き点
12.42 192m 根尾水鳥谷クジ洞橋

水鳥谷クジ洞橋から川下にそって歩くと難所があるとされているが地図からは読み取れない。どんなところかと思って入山したのだた、登山道が整備されたのかと思ってしまった。 きっちりと整備された道は崩れないように間伐材で泥止めがしてあり、しごく快適である。林業の作業用につけられた道らしく、上の方には作業用の道具が置かれていた。 そんなわけで難所なんてないし、らくらくで植林地帯最上部まで上がれる。ここからがヤブ山本領かとおもったが、林床は明るく歩きやすい。 700mくらいから低灌木や笹があるとの情報もあったが、笹はあるが枯れている。低木も疎らであるので気にならない。 とはいえ700mあたりからは踏み跡がほとんどわからないので、植物をよけながらデタラメに歩くことになる。 すると尾根にカモシカがいる。こちらに気がついているようだが、すぐには逃げない。標高600M位のところで見たシカはこちらの気配ですぐ逃げたのとは違う。 しばらくこちらを伺った後、”稜線はいけないなぁ”ってな感じで北側斜面を降りていった。


左から 植林最高部付近より魚金山の丘陵 出会ったカモシカ 山頂手前丘陵の植林地 魚金山三角点 

標高800Mを超える頃からはニリンソウの葉が一面に広がっていて本当に歩くのに苦労する。やがてバイケイソウの群落が現れる。 特に標高900Mの北尾根との分岐周辺は、思った通りのいいところだ。 そこから魚金山の手前小ピークに向かうとなんとここにも伐採の手が伸びていた。一部広葉樹が残されているものの、すでに檜が植林されていた。 この林床は実はニリンソウの群落で、一面にニリンソウの葉があり花も咲いている。二次林のままならなんとよいところだろうと思ってしまう。 数年後には植生がかわるのだろうから、大部分のニリンソウは消えることだろう。 切り開かれた尾根筋を進むと植林境界からは薮に悩まされながらも進むとしばらくして魚金山山頂である。すぐ下に林道があるので、途中から林道を辿って、赤テープかなにか目印で尾根に上り少し南西にすすめばピークである。 帰りは面倒なので、林道をつかって切り開かれたところまで戻り、そこから900Mの分岐までゆっくり進む。日差しがまぶしいが、林床にニリンソウやカタクリなどが咲くよいところである。 昼間っから狸も出現してしまうほど浮かれたところのようだ。



バイケイソウの群落までいってしばし写真を撮ったり、おにぎりを頬張ってしばらく休憩。 ここからは北尾根。テープがあるのでしばらくこれに沿いながら、踏み跡(たぶん獣のもの)を見つけながらすすむ。こちらを下山に使う場合は踏み跡頼りでは尾根を間違える。尾根を間違えると恐ろしく急な斜面を落石を伴いながら降りるはめになる。GPSと地図で慎重にすすんだのだが、750Mあたりで西に行き過ぎたり、650M付近では逆に東に行き過ぎたりとした。標高500Mあたりで北尾根にいれば人間の踏み跡らしきものになり、さらに下ると植林となるので境界を進めばよい。そして最後の最後で214M地点に稜線のまま行くと崖になった。しょうがないので少し戻って、植林地帯の急斜面をでたらめに木にしがみつきながら下れば、林道に無事出られた。 備考:この結果から想定されることは、北尾根はおすすめのルートではないということである。上部のとびきり明るい雑木林を楽しむだけなら、今日登ったコースをピストンして、上部で歩き回ればよいと思われる。但し、路迷いには十分な注意を払わないといけない。特に下りが急になりそうなら間違いなく路迷いである。確実なところまで登って戻るのがよい。GPSなどの装備をお勧めする。なお、水鳥谷林道は落石防止のためのり面をコンクリートで固めてある所も多いので不用意に急斜面を下った先で途方に暮れる場合がありそうである。

Latest update:June 26, 2011

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