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山行記録:北アルプス 槍ヶ岳-笠ヶ岳

www.beeches.jp mountain report:M1014:Date:20100910-12 Yarigatake Kasagatake:Shinhodaka(Gifu-pref.)

山行記録 M1014 2010年9月10-12日 槍ヶ岳-笠ヶ岳:新穂高(岐阜)


10日に入山して槍-笠ガ岳をぐるっと廻って12日に下山の予定で新穂高に向かった。11日、槍ヶ岳で御来光を見る事ができたが、その夕方から天候が崩れた。翌日も荒れた天気となり、笠ヶ岳山頂は踏まずに、さっさと下山した。


秋雲たたえる青空に突き刺さる槍 槍ヶ岳山荘前


【山域】北アルプス 槍ヶ岳-笠ヶ岳 新穂高
【場所】岐阜県
【日時】2010年9月10-12日
【コース】新穂高-滝谷避難小屋-槍平小屋-飛騨乗越-槍ヶ岳山荘(-槍ヶ岳)-西鎌尾根-双六小屋-弓折岳-笠ヶ岳山荘-笠新道-新穂高
【メンバー】単独
【装備】通常幕営装備(スパッツ、ストック等) / Garmin60CSx
【撮影】Canon G10 / Nikon D700 24-120
【天気】Day1 晴 Day2 晴→曇→小雨 夜半より風雨  Day3 風雨→晴
【地図】笠ヶ岳 穂高岳 槍ヶ岳 三俣蓮華岳(高山)


Day 1
6.00 1090m 新穂高登山指導センター
7.41 1585m 白出沢出会
9.00-03 1750m 滝谷避難小屋
10.18-30 1985m 槍平小屋
14.29 1760m 飛騨乗越
14.50 3130m 槍ヶ岳山荘
15.43-47 3180m 槍ヶ岳
---   3130m 槍ヶ岳山荘

Day 2
4.45   3130m 槍ヶ岳山荘
5.02-5.45 3180m 槍ヶ岳
6.00-7.15 3130m 槍ヶ岳山荘(+幕営地)
11.20-25 2755m 縱沢岳
12.30?-13.00 2550m 双六小屋
13.33 2588.4m 弓折岳
14.04 2455m 大ノマ乗越
17.00 2730m 笠新道分岐
17.37 2700m 抜戸岩
18.30? 2810m 笠ヶ岳山荘

Day 3
7.00? 2765m 笠ヶ岳幕営指定地
8.00? 2730m 笠新道分岐
11.30 1265m 笠新道出会(右俣林道)
12.27 1090m 新穂高登山指導センター


Day 1
 新穂高登山指導センターで入山届けを出して槍平を目指して出発


左;新穂高登山指導センター 右:滝谷より奥穂高

もくもくとぶなやウダイカンバの林をあるく、穂高岳山荘への分岐(7:35)のところで、自転車でここまで来る人もいるのだとおもう。後ろを歩いていた方は、穂高方面に向かった。ここをすぎるとすぐに白出沢である。さらに進むと滝谷避難小屋についた(9:00)。まあ避難は可能である。レリーフをしばらく眺めて、槍平小屋へ急ぐ。1時間ほど歩くと、整備された道になってきた。そろそろ小屋がちかそうである。15分もすると小屋についた。小屋の前でザックをおろしておにぎりを頬張る。うまい。しばらく日差しを楽しみながらぼーっとしていたら、ザックの下が濡れている。し、しまった!ハイドレーションのドリンクが半分ほど、流れ出してしまった。幸いにして小屋だったので、天場で水を補給してドリンクをつくりなおす。ちょっとおもわぬ時間ロスをしてしった。
ここからが標高をあげていくのだ。最終の水場との看板で水を補給してさらにのぼる。開けて槍がみえてくると感じががらりと変わる。夏にくると花が奇麗だろうなと思うのだが、ここからが登りがきつい。ぐいぐいと高度をあげて飛騨乗越(14:30)にあがる。稜線上にあがるとガスがとりまいてしまった。これまでは穂高、笠ガ岳がきれいにみえていたのだが、まあこの時間だから致し方ない。
槍ヶ岳山荘のすてきな受付譲に野営の受付をしてもらい、ビールを購入。山頂は見えないなあと思いながら、小屋の前にいると岩ヒバリがテラスで遊んでいるので写真をとるが、エサに夢中なのかこちらを向いてはくれなかった。
テントを張って、ビールを飲むかと思ったが、やはり山頂を踏んでおくことにした。
3180mの山頂には小さな社(15:43)がある。播隆上人を祭ったものであろうか。播隆上人は槍ヶ岳開山の祖であることは皆さんもご存知であろう。今回の山旅は、今年の登った山の最高峰であり、また播隆が開いたとされる笠ガ岳と槍ヶ岳を登るのが今回の目的でもある。
ガスの中なので眺望がきかないので、さっさと下山する。
テントで祝杯をあげたのだが、さすがに3000mの稜線上での1Lのビールは多すぎた。

Day 2
テントをでて日の出まえに登り始める。5時をすぎると山々に陽が入り始めた。今日は最高の夜明けである。富士もはっきりと見ることができる。朝焼けの気持ちよい眺めを多くの登山者と共有した。


山頂へ登るとまだ暗い東の空に富士山が佇む


穂高方面も明るくなり始めた


槍ヶ岳からの御来光


左;槍ヶ岳山頂からの御来光  右:硫黄岳方面、後立山連峰へ峰峰が続く 頸城山塊も見える


鷲羽から水晶岳、赤牛岳へ続く尾根、その奥に薬師岳


朝焼けの三俣蓮華岳、双六岳、黒部五郎岳


笠ヶ岳にも陽がさした。雲海に陰槍がくっきり現れた。奥は白山

6時に天場にもどり、荷造りをすませて7に小屋の前(7:00)で槍に別れを告げていたのだが、あまりにもいい天気だったので、友人に早朝にもかかわらず電話してしまった。友人のブログに載ってしまうことになる。おそろしいことに槍ヶ岳のライブカメラに私はうつしこまれていた。


左;今日の目的地、笠ヶ岳を背景にマイテント(槍ヶ岳幕営地)  右:槍ヶ岳山荘

今日は笠ガ岳野営場まで行く予定である。先は長いので電話をすませると、西鎌尾根を下山開始。(このときは楽勝とおもっていたのだが、コースタイムの足し算を間違えていたのにこの時点で気がついていない。)写真をとりながら、比較的ゆっくりのあしどりでゆくが、意外と双六小屋はとおい。ゆっくりでも4時間で双六小屋と思っていたのだが、まだけっこうある。地図をみたら、1.5時間足し忘れている。しかも弓折岳前の30分も足していない。ちと焦り。天候が悪くならないことを祈った。

西鎌尾根を下る途中、槍ヶ岳を振り返ると太陽が眩しい


鷲羽から真砂岳、野口五郎岳と続く山並み

双六小屋でお昼をたべて、水を補給する。ここが最後の水場である。昼を過ぎているので、あまりゆっくりはしていられない。 1時間ほどで弓折乗越に到着。弓折岳方面に向かうパーティがあったので少々安心したのだが、弓折岳に到着すると、彼らは引き返していった。どうやらここから先は単独行者になりそうだ。14:00かと思いながら、日が暮れるまえになんとかなるかと、すこし疲れ始めた脚に鞭をいれる。しかし、雲が下がってきて風も出てきた。長い稜線である。時折笠が岳の山頂はみえていたが、笠新道の分岐についたころ(17:00)には完全にガスのなか。しかも水滴が混じる。ここから1時間、テントサイトについた頃は薄暗くなってきた。ここから意外と小屋までが長い。受付をすませ、天気予報を聞くと、どうやら明日はクリヤはむりそうである。 案の定、テントをたたく雨がすごい。 Day 3 笠ガ岳の山頂を踏むことは不可能ではなかったが、眺望が望めないので、さっさと下山することにする。帰途の稜線は風がつよい。笠新道への分岐から尾根を超えると、雨、風ともにおさまってきた。あとは湿気と戦いながら下山するのみ。とっとと歩いて登山指導センターに無事到着(12:30)。今回は笠の山頂を踏めなかったが、それでもいい山旅であった。かなり濡れてしまったので、すこしでも乾かそうと駐車場でテント、ソフトシェルなど広げた。下界はよい天気である。
Latest update:Aug 16, 2011

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