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山行記録:両白山地:白山

www.beeches.jp mountain report:M1007:Date:20100605 Ohgasayama:ohshirakawa(Gifu-pref.)

山行記録 M1007 2010年06月05日 大笠山:桂湖(富山県)


今年中には登りたいと思っていた大笠山。この時期に登るとは思っていなかったが今日、登って来た。 実のところ、ブナオ峠から奈良岳を目指すつもりで五箇山インターを目指して家を出たのである。インターを降り、国道を白川郷方面へ少し走ったら川を渡る。するとすぐにブナオ峠への入り口があるのだが、見事に閉まっていた。そこで三方山を目指す事にしたのだが、これも小瀬集落から先で道がなくなり、よくわからず退散。後から考えると、谷鞍谷沿いの道を進んでしまったらしい。ずいぶんと時間をロスしてしまった。まだ近くに登山口がある山なら登れると選んだのが、大笠山である。秋に登ろうと思っていたのが、今日の登山となった。
大笠山は富山県と石川県の県境にある山奥深くに聳える自然豊かな山である。境川ダムが建設されそのダム湖である桂湖ができてから日帰りで登山ができるようになったと聞いている。登山は桂湖の一番奥、吊り橋を渡るところからスタートする。


笈ヶ岳からの稜線は仙人窟岳、国見山、瓢箪山と続く


【山域】両白山地 大笠山(1821.8m)
【場所】富山県
【日時】2010年6月5日)
【コース】桂湖登山口--大笠山(往復)
【メンバー】単独
【装備】通常登山
【天気】晴


7.35 575m 桂湖登山口(吊橋)
10.25 1522.1m 天ノ又(てんのまた 前笈ヶ岳)
11.50 1570m 大笠山避難小屋
12.36 1810m 大笠山-奈良岳分岐点
12.42-13.12 1821.8m 大笠山
13.17 1810m 大笠山-奈良岳分岐点
13.50-55 1570m 大笠山避難小屋
17.20 575m 桂湖登山口(吊橋)


登山口に到着すると吊り橋の手前にはすでに車が止めてあった。とりあえず入山者は私だけではなさそうだ。少し戻って小さな公園となっているところに車を停めた。そこで準備を済ませて、出発である。本来なら早朝出発すべき山ではあるが、どうしようもない。慌てて登って最後にばてると、最後に危険箇所が待っているのがこの山である。順調に登れば5時には降りられるはずなので、あせらずコースタイムを守りながら登る事にした。


登山口の吊り橋 対岸のハシゴが登山道 鎖とハシゴの下は湖面

吊橋を渡るとすぐに急な岩場となっており、鉄ハシゴに鎖場もある。雪の重みからであろうかひん曲がっているものなど鉄ハシゴを5つ登る。下を見れば、真っ逆さまに桂湖に落ちるだろうとおもわせるくらいに切れ落ちている。これを越えると、フカバラ尾根の稜線につけらた登山道は整備されていて歩きやすい。イワウチワ、カタクリ、シャクナゲなどの花を愛でつつ、ぐんぐん高度をあげてゆくとやがて、尾根は広くなった。


左:コブシ 右:カタクリ

ここいらあたりから残雪が見られるようになり、雪の上をある事もしばしばとなる。しばらく行くと前笈ヶ岳との標識があり、ここが天ノ又である。どちらが正式名称なのかよくわからないが、ここでしばし休憩。

左:天ノ又が近づくと残雪の上を歩くことが多くなった。右:前笈ヶ岳山頂


左:荒々しい岩肌の仙人窟東陵 右:稜線歩きの途中、笈ヶ岳

ここからはいくつかの小ピークを越えてゆく、途中ブナの美しいところや、視界が開けて笈ヶ岳などの山が一望できたりする。特にこの時期、山々は谷筋に縱に残雪がついて奇麗である。眺望を楽しみながら進むと、避難小屋にでる。小屋は傾いていて寝るのには大変そうに思えた。


左:尾根はブナ新緑 右:避難小屋 土台が倒れて傾いている

避難小屋からはすこし登りがきつくなり、これが終わると雪尾が残る残雪を利用してトラバースするように進むと台地上になておりここに分岐点がある。左に進めば大笠山である。右というかまっすぐに進むと奈良岳に行けるがかなり遠い。


大笠山の山頂台地にでたら奈良岳方面にトラバース、奥は奈良岳方面(左) 登り始めて尾根に出ると奈良岳、見越山方面がまず見えてくる。(右)

分岐点から大笠山はわずかで、笈ヶ岳を愛でているうちに到着する。一等三角点のあるこの山頂は展望がよい。ベンチもありゆっくりできそうである。


左 中腹より大笠山を望む   右:大笠山山頂


笈ヶ岳 大笠山山頂付近より

先に来ていたご夫婦としばし話をしながら昼食をとる。やはり帰道、最後の最後で転落事故となるケースがあるようで、気を抜かないように云われた。あとから到着したのであるが、挨拶して先に降りる。帰りも、残雪の山々、新緑のブナ、そして春の草花と楽しみながら下山した。避難小屋で中を探検すると、傾いているものの奇麗に使われているようである。でもやっぱりこの傾きでゆっくり寝られるかは心配である。小屋のすこし下は残雪期は迷いそうなのなで注意が必要かと思われた。前笈ヶ岳を過ぎてしばらくゆくとだんだん下り勾配がきつくなる。そして最後の最後で鎖場と鉄ハシゴが待っている。往路よりも慎重に下り、吊り橋をのんびりトラウトの陰を捜しながら渡って無事下山。フー!今日はこの山に登れて感激である。

<追記>
標識によると片道6.2KMでそれほど長い距離はない。但し、いくつもの小ピークを越えるため累積標高差は1500mを越える。長い下りも手伝って終盤はそれなりに疲れがでるので、最後まで気を抜かずに下りたい。できることなら、入山時間を早くして、下山に余裕を持ちたい。

Latest update:Aug 21, 2011

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