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山行記録:両白山地:荒島岳

www.beeches.jp mountain report:M1016:Date:20100522 Arashimatakake:hachihara(Fukui-pref.)

山行記録 M1005 2010年05月22日 荒島岳:勝原スキー場(福井)


荒島岳は両白山地の山といってよいのか、越美山地の山であるのか、どちらでもあるとも云える位置にある。越美山地には、百名山はないが、深田久弥は、越美山地の主峰、能郷白山と荒島岳のどちらを百名山に加えるかで迷ったと聞いている。両白山地に加えるとすると深田久弥の日本百名山に選ばれているのは、主峰白山に荒島岳である。
自宅から日帰りで行けて、ブナ林がみられる中級山岳で国道脇から登れる数少ない秀峰である。アプローチの良さと百名山の知名度は登る人も多い事を意味する。登山口には百名山ツアーの大型観光バスも乗り付ける。静かな山頂とはいかないことは確実である。
人はおおいものの、中腹のブナ林は訪れるに十分に価値ある山である。その新緑を求めて荒島岳を歩くことにした。


尾根を登る途中、ブナの間から白山が姿をみせる。


【山域】越美山地 荒島岳(1523.5m)
【場所】福井県
【日時】2010年5月22日(月:体育の日)
【コース】勝原スキー場-荒島岳(平瀬道往復)
【メンバー】単独
【装備】通常登山
【天気】快晴


7.20 350m 勝原スキー登山口
---- 1204m シャクナゲ平
10.25 1523.5m 荒島岳
---- 1204m シャクナゲ平
13.45 1250m 勝原スキー登山口


登山口から今は営業されず跡地になっている勝原スキー場ゲレンデを登る。スキー場らしく平坦ではあるが斜度はけっこうある。
斜面をまっすぐ登ったら右の尾根へ登る急斜面で、石がゴロゴロしており歩き難い。この坂を登りきるとブナの森の中へ入ってゆく。すでにリフトの支柱は倒されており、再開はあり得ない状況である。リフトの山頂駅であったあろう付近は平になっているので休憩する方も多いとみえる。


左:網の目の様な木の根の道 右:新緑のブナ


ブナの古木たちもいろいろな表情を浮かべる

ブナ林の中に入るととても気持ちがよい道が続き、大木も多い。面白い形の老木もあり楽しませてくれる。途中、ブナの葉が額縁となって霞んだ白山を切り取っていた。尾根筋を一歩一歩標高を上げてゆくとすこし平になったところに雪解けの水たまりがあり、ヒキガエルが蛙合戦を繰り広げていた。


左:繰り広げられる蛙合戦 右:チゴユリの群落


左:キクザキイチゲ 右:ギフチョウ

ここを過ぎると少し急な斜面になり登りきるとシャクナゲ平である。小荒島岳を経由して登ってくる登山道と合流するのである。ここから荒島岳はシャクナゲが咲く少し急な岩場があり、そこを越えると右側が谷に切れ落ちた尾根になり、やがて荒島岳山頂にでる。


左:山頂 右:山頂には荒島神社が祀られてる

小荒島岳方面を散策するのも良さそうであるが、往路を戻った。シャクナゲ平に出るとやたらと年齢層が若返る。高校山岳部の訓練登山である。近く大会があるとかで、重い荷物を背負って歩いている。遅れて(ばてて)しまった子についた引率の先生がしんがりのようだった。山は競争ばかりではないので、それなりに楽しんでほしい。

ブナの巨樹を楽しんで下るとそれほど時間がかからず旧スキー場トップにでる。ここから旧スキー場内の急斜面は足にこたえた。


永平寺の一コマ

帰りは九頭竜湖をもどらず、日本海側を経由して帰ることにした。途中で永平寺の案内標識につられて、永平寺を拝観(拝観料500円)することにした。今日も良き一日であった。

Latest update:June 26, 2011

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